1981年(昭和56年) 6月1日以降なら地震は安心か?
新しい耐震基準(震度6~7に耐えうる基準)が施行されたのは、1981年(昭和56年) 6月1日のことでした。
それに伴って、この日以降に建築確認を受けた建物に対して新耐震基準が適用されているはず?
建築工事に着工するのは建築確認を受けた後になります。
完成までに、木造一戸建てなら、3~4か月後、
マンションの場合は、1年~1年半程度の工事がかかっても不思議ではありません。
建築確認年月日が分かればいいのですが、
1982年中の竣工では何とも言えないところです。
単純に建築年月だけで判断するのではなく、建物診断を受けるのがよいかもしれません。
特に一戸建ては、地盤や基礎などにも注意が必要ですね。
PS.
・1995年の阪神大震災では、旧耐震基準の建物と新耐震基準の建物では
被害に明らかな差があったようです。
しかしながら新耐震基準でも被害が出ました。 過信は禁物ですね。
・一戸建て(特に木造)は、地盤調査が事実上義務化になったなど、
2000年(平成12年) 6月1日改正施工を目安にする方が、より安心できると思われます。
・1981年前の建物でも頑強な建物はございます。