屋根勾配(やねこうばい)、寸法勾配(すんぽうこうばい)とは、

屋根勾配とは、屋根の傾き(傾斜)のことです。
傾きの度合いを表すのに、日本の建築現場では、寸法勾配を使います。
例.3寸勾配
これは、
水平方向に1尺(10寸)進んで、3寸立ち下がる(立ち上がる)傾きです。
※ 1尺=10寸、 1尺=約303mm(10/33)
★角度勾配では、16.7度です。
ちなみにExcelの関数で角度変換は、=DEGREES(ATAN(3/10)) になります。
ATANはアークタンジェント、DEGREESはラジアンを角度に変換する関数。
角度勾配ではなく、寸法勾配を使うのは、
ざっくり言って建築の必要な長さを簡単に計算できるためです。
梁を支える小屋束(こやづか)の高さなど。
角度だと三角関数で求めなければならなくなるので。
余談ですが、
急勾配になると、足場が必要になり、工事費がかかり、将来のメンテナンスの
費用もかさむ傾向があります。
緩い勾配だと、瓦と瓦の間から雨が吹き込みやすくなります。
それで、勾配によって使える屋根材が変わります。
屋根材は種類があり、耐用年数や価格も色々です。