バリアフリー住宅(バリアフリーリフォーム)とは、

「バリアフリー住宅」とは、
快適生活の障害(バリア)を取り除いた住宅でしょうか。
身体の機能が低下した場合でも、
快適に、自立した生活を続けることのできる住宅とも言えます。
(リフォームの場合は、そのように改修すること)

物理的な面では、
床の段差をなくしたり、車いすが通れる通路の幅を確保したり、
階段に手すりを取り付けるなどして、障壁(バリア)を取り除きます。

安全面では、転ばないために、滑りにくい素材を使ったり、
足元を明るくして、つまずかないようにします。

温度差を減らして、ヒートショックを避けます。
 (※ヒートショック:激しい温度変化は、血圧を急変させ、
   脳卒中や心筋梗塞などにつながります。
   日本の入浴時の急死の数は諸外国より多いとされています)


そして大切なのは、住む人の生活スタイルを考慮に入れた
バリアフリーでなければなりません。
趣味、家族、妊娠している方、幼児、訪問してくるお客様、趣味仲間、
楽しみにしている入浴、気兼ねなく使えるトイレなど。
また、将来の加齢、スタイルの変化も含めて計画を立てます。

リフォームの場合、
特にどこに不便不自由を感じているか、そしてどうしたいかなどを
はっきりさせておくといいかもしれません。
主治医がおられるなら、先生にお話を聞くとよいかもしれません。


工務店選びは、
 本人が使いやすくても、ほかの家族が使いにくいとか、
 メリット、デメリットを説明してくれるところ。
 改修後、設備が狙い通りに使えるかのアフターフォローがしっかり
 しているところがいいでしょう。
 価格だけではない、本気で対応している工務店選びからになると思います。


公的支援関連:
 2011年の税制改正により、2年間延長された「バリアフリー特定改修工事特別控除制度」
   国税庁HP:http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1220.htm
 各自治体独自のものは、各自治体窓口や公式ホームページでご確認ください。